入れ歯治療
入れ歯治療のご紹介
入れ歯治療は失った歯を回復する治療法として、古くからおこなわれてきました。
まだ天然歯が残っている場合の差し歯や詰め物による治療法とは違い、入れ歯はご自身で着脱する
必要があります。
入れ歯には大きく分けて、全ての歯が失われてしまった時に作られる「総入れ歯(総義歯)」と、ご自身の歯が1本でも残存している時に作られる「部分入れ歯(部分床義歯)」に分けられます。
総義歯、部分床義歯にも様々な種類がありますので、その一部をご紹介します。
<総義歯>
〜ご自身の歯が1本も残っていない場合の入れ歯治療〜
☆保険適用の総義歯
保険適用の治療でも総義歯を作製することは可能です。
ただし使用できる材料や治療方法のルールが細かく決められています。
☆オーダーメイド総義歯(自由診療)
通常の保険適用の治療では、使用できる材料、製作方法 などが制限されている為、入れ歯を入れても痛くて噛めない、ピッタリと合わないといった不具合が でることがあります。硬い煎餅やリンゴが丸かじりでき、美味しく食べられるような入れ歯があれば良いと思いませんか?
当院では、顎の状態や咬み合わせを精査し、より精密な方法で作製した、あなたのお口に合ったオーダーメイドの入れ歯製作にも取り組んでおります。 現在の入れ歯に満足されていない方は、是非ご相談 ください。
オーダーメイド総義歯
治療の流れ
・通常は6回程度で完成します。だだし顎堤の吸収状態、顎関節の症状などによって回数や期間が変わることがあります。
・顎の上下の大きさのアンバランスが強い場合、顎堤の吸収が重度の場合など期待した効果がでないこともあります。
・義歯の素材は劣化していきます。期待した効果を維持ために7、8年での再製作をご推奨します。

<<入れ歯のお手入れについて>>
入れ歯は使用していると表面がヌルヌルしてきます。
これは入れ歯の表面に菌が付着しバイオフィルムを形成するためです。細菌が付着したまま使用を続けると、
義歯性口内炎の原因となったり、誤って肺に細菌を吸い込んでしまい、誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。このようなリスクを防ぐため、必ず入れ歯を毎日清掃してください。